石炭産業の歴史 声の博物館 近代化遺産 大牟田の見どころ
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大牟田は、石炭という恵まれた資源に
よって日本や世界から期待される大変
活気のある町でした。
豊かなくらしエネルギーのために石炭
に熱い情熱と誇りを持った人々が
たくさんいました。
 
今はもう、石炭を掘っていない
けれど、石炭が築いた歴史は、
大切な遺産となって町に
息づいています。
石炭産業の歴史
1721年頃 平野山で石炭をほり始める
平野山 享保6年(1721)、柳川藩の小野春信は、藩政上の功労により、平野高取山を賜りました。ただちに平野山のふもとに居を構え、同年11月より平野石炭山を創業しました。春信の遺志を継いだ子孫の平野山に注ぐ情熱は、天保6年(1835)高取山の周辺を買収して、さらに鉱区を拡張しました。平野山とはこの一帯を呼び「小野さん山」とも呼びました。明治6年(1873)同山が官営となるまで、およそ150年小野家は代々平野山を経営しました。写真は現在の高取山付近です。

参考資料 大牟田市史上巻
 

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