伝治左衛門が今の大浦町の付近で石炭を発見

大牟田は、石炭という恵まれた資源に

よって日本や世界から期待される大変

活気のある町でした。

豊かなくらしエネルギーのために石炭

に熱い情熱と誇りを持った人々が

たくさんいました。

今はもう、石炭を掘っていない

けれど、石炭が築いた歴史は、

大切な遺産となって町に

息づいています。

1469年伝治左衛門が今の大浦町の付近で石炭を発見

この写真は加藤丹丘（たんきゅう）氏が描いた「三池石炭発見伝説図」です。文明元年(1469)稲荷（とうか）村の農夫伝治左衛門が、稲荷山に薪（まき）を取りに行き、たき火をしているうちに、そばの黒い石に火が燃え移ったの見つけたことが「燃ゆる石」の発見伝説といわれ、そのまま三池炭山の起源とされています。その後約250年間は里人が随時採掘した自由採掘時代といわれています。

写真　大牟田市史より
参考資料　大牟田市史より