※このイベントは終了しました。
今年、生誕100年を迎える作曲家の荒木栄は三池争議の中で、三池の〈うたごえ運動〉をリードし、「がんばろう」など数多くの労働歌を残しました。
また大牟田には、当時を代表するクラシック音楽家が多数訪れています。
その招へい活動を担ったのが三池染料音楽愛好会でした。
今回、うたごえとクラシック、共に盛んだった時代の〈炭都の音楽〉を紹介します。
また放浪の俳人・山頭火の最大の支援者として知られる木村緑平は三井三池鉱業所の炭鉱医でした。
山頭火は彼のもとを訪ね、行脚の中で大牟田の街を歩いています。
山頭火の数少ない女性の句友の兼行桂子は大牟田の兼行医院ゆかりの人物でした。
彼らの俳句作品を中心に〈炭都の詩歌〉も紹介します。