三池炭鉱から採掘された石炭を運ぶために敷設された三池炭鉱専用鉄道。
平成9年 炭鉱が閉山し、その一部区間、旭町線が三井化学(旧・三井東圧化学)に譲渡。同社の専用鉄道となりました。
毎朝、国道208号を悠然と横切るその姿は大牟田を象徴する風景の一つとして、市民に愛されてきました。
時は過ぎ、令和2年5月、専用鉄道廃止。今年2月には希少な有人踏切であった旭町踏切の線路が撤去され、姿を消しました。
今回の鉄道展では、市民に馴染み深い「旭町線」の写真や資料などを展示します。
九州の鉄道の話題は、今年9月の西九州新幹線開業により激変が予想される「長崎本線」を取り上げ、また肥薩線の復興を願って、「SL人吉」関連の展示も行います。